ドコモ版のGalaxy S22のバッテリーがだいぶへたってきて、最大容量が80%を下回るくらいの劣化となってきた。端末は3世代前といってもフラッグシップ機なので、まだまだ十分な動作性能だ。バッテリーだけ交換するかと思い調べてみると、街角の修理屋で大体1万円くらいのよう。ただしこのご時世、バッテリーはなるべく純正品を使いたいところではある。
SamsungのGalaxyは、ショールームを兼ねたショップが原宿にあるのと、全国主要都市のドコモショップのGalaxy専門コーナーで店頭修理をしてくれるらしい。最近大阪にも店ができたのだが、春先にはまだ店がなかったので、京橋にあるドコモショップに併設されているGalaxyの専用窓口に持ち込んだ。
きちんとソフトウェアで診断をしてくれ、充電サイクルの回数がかなり多いですね、ということで交換を頼もうと思ったが、キャリアの端末保証に加入していない場合は、最低でも2万2千円からと言われ、ちょっとたじろぐ。
携帯ショップは店頭だと何かと価格が嵩むようになっていて、どんな修理でも故障受付基本料が1万ほどかかり、それプラスバッテリーの交換代とのこと。
日本の場合、端末はキャリアが販売するという建て付けなので、修理窓口もキャリアになるわけで、色々な大人の事情があって、原宿のGalaxyショップでもそれぞれキャリアが決めた修理料金になるような書き方になっている。
もし開けてみて基盤やらが壊れている場合は、さらに数万の上乗せがある可能性も承諾してくださいと言われ、さすがに即断ができずトボトボと家に帰ってきたのだが、さらに調べてみたところ、どうも韓国のSamsung Storeには大抵サービスセンターが併設されていて、そこで修理をしてくれるらしい。しかも海外の端末を持ち込んでサービスを受けている人もいる。
韓国Samsungのサービスセンターのサイトでは、チャットで料金をなんとなく調べることができる。韓国版Galaxy S22のバッテリー交換は47,500ウォンと出てきて、5千円ほどで純正バッテリーに交換してくれるらしい。これは期待できる。
LCCのピーチが金浦便の増便記念にセールをしていて、1万7千円の航空券と5千円の修理代を足しても2万2千円ということで、ソウルへ向かうことにした。最近、大阪からは東京よりもソウルが安いことが多い。
韓国でのSamsungのプレゼンスはまあ傍目から見ても巨大で、サポートもかなり手厚いようだ。さらに韓国人のパリパリ精神に合わせて、できるだけその場で修理するというのが徹底されているらしく、Galaxyが携帯マーケットで高いシェアを占めるのもまあそういう要因もあるのだろう。
Samsungのストアは、ソウルだったらカンナム、ホンデといった観光地の他、永登浦、江西あたりにも店があるようだ。そんなわけで今回はホンデに宿を取り、ヨイドのカンジャンケジャン屋でカニをしゃぶって、翌日にホンデのサムスンストアへ行った。もう一等地にバーンとあるので、すぐに場所はわかる。
4Fの受付でバッテリー交換、というと受付票を渡され、カウンターで修理を依頼する。カウンターの上には道具が置かれており、その場で交換してくれるようだ。30分ほどで、64,000ウォンくらいかもと言われたが、まあそれでも日本よりも安いので、お願いした。
実際は20分ほどで名前を呼ばれ、値段も45,910ウォンに税金で合計50,500ウォンとなった。Revolutのカードで支払い、明細には、輸出用端末の修理と書かれていた。最後に修理担当者の名刺とクリーナーの粗品を渡され、なかなかちゃんとしてるなあと感心した。
Samsung端末のシェアがそれなりにあるアメリカでも、ここまでのクイックサービスはやっていない気がするので、韓国はかなり特殊な状況だと思うが、メーカー側の修理・サポートレベルがきちんと商品価値につながっているのは、なかなか良いサイクルだなと再認識させられる。
とにかくできない理由を探して断りたがる日本のサービス感覚に慣れた身からすると、海外版でもなんでも全く拒まず対応するところは、正直なところ驚きが先に立つ。
日本のキャリアショップもまあ頑張ってはいるのだろうけども、もうあらゆる対面作業をしたくない感がものすごいので、どこまで顧客満足につながっているのか、難しいところだ。
韓国は7年ぶりだったが、無人店舗や格安コーヒー店がやたら増えていたり、素早く変わる感じは健在だった。そして、メガコーヒーのグレープフルーツエイドが美味しい。
相変わらず食事の量は多めで、ラーメンを食って帰るようなつもりで辛いちゃんぽんを頼んだら、海鮮も麺もかなりの量で、しまった一人前が多いんだった、と汗をかきながら思い出したのだった。
それにしても、LCCの日韓線は、どの客も異様に旅慣れた感じでリピーター臭が半端ない。女性一人とか、母娘のペアとかそういう層も目立つ。
金浦空港は羽田からだとJAL/ANAが飛んでいて、まだ一定のビジネス需要があるのだろうが、大阪はピーチ以外は韓国エアラインのみとなり、ビジネス風の客が全く視界に入らないのも興味深かった。バンコクとかシンガポールあたりのLCCだと、仕事なのかなんなのか得体の知れないオッサンがもう少しいる気がする。
先月からPayPayも韓国で使えるようになったので試してみたが、これがなかなかひどいレートで、普通に両替屋かマルチ通貨カードのRevolut、Wiseを使うのがよいと思う。
Wowpassも妻が持っていたので借りてチャージしたが、一般的な外国人が行くような店は普通に海外発行のカードが使えるので、国内カード扱いのWowpassじゃないと、とそこまで神経質にならなくてもいい気がする。
ところで謎の楽天銀行銀聯QRもZeropayが使えるようだが、なぜか二次元バーコードのみが表示される仕組みなので、エラーが出る。それ以前に楽天モバイルのローミングがびっくりするほど不調で、メキシコではなんの問題もなく1年以上使えていたのに、携帯先進国の韓国でつながらないのはちょっと不意をつかれた。当たり前だが、QR決済はインターネット接続がないと難しい。
Paypay 1JPY = 8.974 KRW
Wowpass 1JPY = 9.308 KRW
Revolut 1JPY = 9.348 KRW
当日仲値 1JPY = 9.40 KRW